遅いですが初釜です
今日は茶道自主練習、初釜のお稽古でした。
毎年この時期は感染症の関係で稽古はご遠慮させて頂いており…でも今年は参加する事が出来ました。茶道は夏と冬では全然違う。冬はなかなか参加できないので、私にとっては貴重な稽古。釜のしゅーしゅー言う音は眠気を誘うのですが、先輩方の流れる様なお点前に、うっとり。
今回初めて頂く、花びら餅です。この時期だとちょっと遅いのですが。なんとか頂く事が出来ました。白味噌あんにごぼうが中にある。ふっくらとしたフォルムにごぼう?食べたことのない私は、どんな味がするの?と予々思っていました。
ちゃんとごぼうの味がする。しかも甘くて美味しい。なんと平安時代からある習わしなのだとか。
ごぼうは土の中にしっかりと根をはるので、家の基礎がしっかりしている、と言う意味が込められた縁起の良いものだそう。基礎をしっかり!まさに私の今年のキーワードになりそうな言葉ですね。
お正月のおめでたい時期だけのもので、特に裏千家の初釜に登場するようです。私達は裏も表も混在する不思議な茶道部ですが、今回は表の先輩がご用意したようです。
お部屋の中ですが、春を感じる事が出来ました。小さな春の訪れ。お茶の稽古の楽しみです。上達はまだまだ遠いのですが、今年も真面目に精進いたします。