国技館の真ん中で愛を叫ぼう
大相撲も今年もあと残す所、九州場所を残すのみ。
横綱、大関は多少不調ながらも、貴景勝、御嶽海など若手の躍進は頼もしい年でした。
大好きな大相撲。
でも今回国技館に足を運んだのは相撲観戦では無く…なんとお見合い!相撲の枡席は4人座りで、ちょっとした出会いの場を提供した訳です。
女の子(とは言っても40代)は先に入り、しばらくして仕事済ませた男の子(50前?)が入る予定。
ちょっとした買い物をし、観戦。内心ドキドキしました。
中入り後しばらくして、「お久しぶりです」と入ってきました。あれっ、こんな人だったかしら?それもそのはず、10年近く会ってないかも…うん、まぎれもないおじさんだ。
「お友達の紹介で」という出会い、普通にあると思うんです。先日も気を揉んでいた知り合いは、知り合ってすぐ、本当にパッと結婚しました。
しかし、40を超えて来るとなかなか難しいものと感じました。先程男の子、女の子と言いましたが、明らかにそうではありません…いえいえ、沢山素敵な人はいらっしゃいますが。
そこそこ話は弾むのですが、その先は様々な条件で微妙に難しいのです。年齢の事。高齢であろうご両親の事などなど。
私は相撲観戦どころではありませんでした。やきもき。
国技館から浅草でちょっと食事をし、その日は終わりました。
その後は…ちょっと分かりません。どちらかがちょっとでも気になってくれれば、次のアクションに移るでしょうし、どうでした?と聞くのも相手が大人だとなかなか気が引けます。
年齢を重ねると、パッとは行かなくなります。
どこも悪い所は無いんです。とってもいい人なんです!
今回の場所は御嶽海が優勝しました。
お母さんが「とってもいい子なんです〜!」と少したどたどしくインタビューに答えていて、こんなにどストレートに可愛がるんだと微笑ましい。御嶽海、26歳なんですけど。とても可愛くて心配してるのでしょう。大きな息子なのに!
国技館の真ん中で愛を叫んでいたのは力士達の「お母さん」なのでした。