孤立している故郷

台風の影響は如何でしょうか？前回の台風が余りに酷かった為、万全の体制で臨む事になり、何とか前回の様な被害は免れるかと思い、少しホッとしたら、レーダーで実家の宮城が酷いことになりそう。電話をすると、雨は強いけど、大丈夫との事。心配だけど、大丈夫なのかな？

次の日朝、電話で「水が来た！」「前の道路が川になっている！」と。その後実家付近を流れる阿武隈川が氾濫しているニュースが。まずい事になった！

東日本大震災では海から離れているので、津波の難は免れましたが、今回の台風の大雨は過去経験の無いものでした。一時水が家に入って来たものの、実家は少し高い為、何とか床下浸水で済みましたが、孤立している様です。

よく遊ぶ隣町の川は穏やかなのですが、こんな小さな川も濁流と化した事でしょう…阿武隈川は大きな川なので、台風が来ると大河になり、父は良く川を見に行っていました。本当にやめて欲しい行為です。川にはいかない様、釘を刺しておかないと。

幸い電気は大丈夫。食べ物も有るとの事で、今のところは大丈夫。前回の震災の時は寒くて長かったけどね、と。避難してもらいたくて電話したのだけど、結局避難所も孤立してモンサンミッシェル状態だと。役所からは全く音沙汰無し。私も含めてなのですが、呑気なのです。今回の災害も、やはり普段からの自己防衛が大切なのだと思う体験でした。